マニュアル作成で多用しがちな『行う』を見直してみる
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マニュアル作成の万能スパイス!? 「行う」を見直してみる
マニュアル原稿を作成していると、つい使ってしまう言葉があります。
それは「行う」です。
一見すると便利な言葉ですが、多用すると文章が冗長になり、読みにくさにつながることがあります。
今回は、マニュアル作成における「万能ワード」について考えてみます。
これさえあれば何とかなる!?
キャンパー御用達の万能スパイス
キャンパーに人気のスパイス「ほりにし」をご存じでしょうか。
肉よし、野菜よし。どんな食材もひと振りするだけで、それなりにおいしく仕上げてしまう万能調味料です。
今ではキャンプ場だけでなく、家庭でも重宝されています。
マニュアルにも似た存在がある
そんな「ほりにし」のように、つい頼りたくなる言葉をマニュアル原稿の中でも見かけます。
いわば“万能スパイス”のような存在です。
マニュアルに潜む万能ワード
その正体は「行う」
代表的なのが「行う」です。
例えば、
- 試験を行う
- 処理を行う
- 確認を行う
- 測定を行う
- 設定を行う
といった表現です。
語感が整いやすく、どのような場面でも使えるため、知らず知らずのうちに原稿へ登場してしまいます。
文章を無難にまとめてくれる便利な言葉
「行う」は決して悪い言葉ではありません。
文章全体をそれなりに整え、意味も通じるため、執筆時には非常に便利です。
その意味では、まさに万能スパイスと言えるかもしれません。
「行う」を減らすと文章は引き締まる
もっと直接的な表現に置き換える
「行う」が使われている箇所は、より簡潔な表現に見直せる場合があります。
言い換え例
- 試験を行う → 試験する
- 処理を行う → 処理する
- 確認を行う → 確認する
- 測定を行う → 測定する
- 設定を行う → 設定する
サ変動詞にするだけでも、文章はすっきりした印象になります。
ただし「する」の使い過ぎにも注意
もちろん、「する」もまた便利な言葉です。
大切なのは、「行う」を機械的に削ることではなく、その場面に最も適した表現を選ぶことです。
必要最小限の味付けを心掛ける
ドキュメントも料理と同じ
料理がおいしいのは、スパイスをたくさん使ったときではなく、素材に合った味付けができたときです。
マニュアルも同じではないでしょうか。
万能ワードに頼り過ぎることなく、簡潔で分かりやすい表現を選ぶ。
その積み重ねが、読み手に伝わるドキュメントにつながります。
まとめ
「行う」は本当に必要かを考えてみる
原稿を見直す際は、
この「行う」は本当に必要だろうか?
と、一度立ち止まってみてください。
ほんの少し言い換えるだけで、文章が驚くほど読みやすくなることがあります。
オーネストのドキュメント制作チームでは、このような細かな表現にも配慮しながら、「伝わる」「迷わない」ドキュメント制作を心掛けています。
マニュアル制作やドキュメント品質の向上についてお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。